"ARch 2010 -KTL Japan tour in Nagoya-"

"KTL"待望の来日公演決定!
FESTIVAL/TOKYOでのジゼル・ヴィエンヌの舞台「こうしておまえは消え去る」の音楽を担当する事でも話題のSUNN O)))の中心人物であるスティーヴン・オマリーと、editions MEGO主宰のピーター・レイバーグによる驚異のブラックメタル・ミーツ・エレクトロニカ・ユニット"KTL"の出演が決定!
KTLは、アルバム「lv」でプロデューサーにジム・オルークを迎え、バンドとして新たな局面へと突入し、 今年9月、スティーヴンはソロでもギターワークを収録した新アルバム「Cocon & Oiseau de Nuit」をリリース、即ソールドアウトするなど、今正しくバンドとしての旬を迎えている。
日本からは、琴線に触れるダビーで美しい空間を奏でるaudio activeのギタリスト"cutsigh"。一瞬で深く引き込まれる美しいビートと豊かな音階により坂本龍一氏のベストディスクにも選ばれた若き音楽家"Ametsub"。Ars ElectronicaにてHonorary Mentionを受賞し、横浜トリエンナーレ出品作家でもある"Ken Furudate"。個々でも活躍中のKazuomi Eshima(kafuka)とShinobu Tomaによるギターx電子即興ユニット"Gate"。自作のシーケンサーやオシレーターを駆使しクリスピーなテクノミュージックへと還元する"Iwasa Akikazu"ら日本のエレクトロニック・ミュージック・シーンの重要人物が出演することが決定。
また、Media Artist"vokoi"による振動により音を触感でも体験できる作品が加わり、スピーカーを超えた音楽表現を体験可能にする。

このイベントはあいちトリエンナーレ2010 パートナーシップ事業です。あいちトリエンナーレ2010国際美術展入場券の提示により、入場料を200円割引します。
あいちトリエンナーレ2010
  • Details
      "ARch 2010 -KTL Japan tour in Nagoya-"
    • 日時 : 2010年11月4日(木) Open/Start 19:00- Close 23:30-
    • 料金 : Adv :2,500yen / Door :3,000yen / (別途1ドリンク500円必要)
    • 会場 : Apollo Theater

  • Ticket

  • LIVE
  • Time table
      19:00- Kafuka + Toma aka Gate
      19:40- Akikazu Iwasa (ARch)
      20:10- Ken Furudate (ekran / ex.The Sine Wave Orchestra / ARch)
      20:50- Ametsub (nothings66/PROGRESSIVE FOrM)
      21:40- Cutsigh (audio active)
      22:30- KTL (Stephen O'Malley from Sunn o))) + PITA from Editions MEGO)

  • Visual

  • Sound Art

ktl

KTL (Stephen O'Malley from Sunn o))) + PITA from Editions MEGO)
SUNN O))) の中心的人物でありアーティストでもある”スティーブン・オマリー”と、FenneszやKevin Drumを世に送り出したeditions MEGOのボス”ピーター・レイバーグ “(PITA) による脅威のユニット”KTL”。 そのバンド名はマーラーの 亡き児を偲ぶ歌Kindertotenliederに由来する。
大量のギターアンプをバックに演奏するブラック・メタル/SUNN O))) 的手法をピタのデジタル・ノイズと交配合させることで、重厚かつ強靭なエッジを持つ音を完成させた。その音は轟振にして狂おしくも美しく「ヘヴィメタルの行き着いた極北」などと表現される一方、数あるSUNN O)))のサイドプロジェクト中でもとりわけラジカルで且つある種のポップさをも兼ね揃えている。
これまでに2枚のアルバムと数枚の限定盤をリリース、2008年にはSonic youthのジム・オルークのプロデュースによりアルバム「lV」をリリース、このアルバムにおいて「Altar」以来となるBORISのAtsuoとも共演。 2010年FESTIVAL/TOKYOでのジゼル・ヴィエンヌの舞台「こうしておまえは消え去る」の音楽を担当する事でも話題となっている。

Cutsigh (audio active)
Audio Activeのギタリスト。a.k.a.KASAI。
1995年にバンドに参加し、以後、世界30ヶ国以上をライブツアーで巡り、国内外の数々のフェスティバルに参加。近年ではDJとしても活動し、2006年はソロ名義cutsighとしてMIXCD「ReTRACKS chapter one」をリリース。
2008年にはJemapurとのユニットDELMAKとしてアルバムを発表。
またChimp Beams、Tengku Dubのリミックス、Force of Natureのアルバムでの共作、コンピレーションPhaseworksへの参加、Dry & Heavyでの客演等、ギター行脚の旅は続く・・・。

Ametsub (nothings66/PROGRESSIVE FOrM)
東京を拠点に活動する音楽家。現在までに2枚のフルアルバムを発表。いずれも国内流通のみにも関わらずそのレスポンスはすさまじく、国内はもちろん海外からも熱い支持を得る。 2009年にリリースし、昨今のシーンでは未だに異例のセールスを記録中、大きな話題を呼んでいる最新作"The Nothings of The North"は、坂本龍一の「2009年のベストディスク」に選出され、ドイツの老舗レーベルMille Plateauxから今年5月、見事にライセンス・リリースが決定。 Clammbonのリミックスや、Vladislav DelayやFennesz、AOKI takamasa、竹村延和、つじこのりこ等との共演を重ねる。d.v.dやworld's end girlfriendなどで活躍するドラマーJimanicaとのコラボレーションも始まり、Jimanica×Ametsub としてのミニアルバムが2007年にリリース。 初ライブではPARA、clammbon、toeと共演。“Sonarsound Tokyo”“Sense Of Wonder”“渚音楽祭”“Summer Sonic 09”などの大型フェスティバルにも出演を果たし、2008年夏にはアイスランドでのライブも敢行。新たに始まった音楽フェスティバル、De La Fantasiaでは、高橋幸宏や小山田圭吾(Cornelius)、Ryoji Ikeda、Carsten Nicolaiらと共演。 そのライブは大きな反響を呼び、2009年の大型カウントダウンイベントへ、Mixmaster Morris やDJ Krushらと共に出演という成果を収める。
暗く美しい唯一無二の世界観と、壮大な情景を描写する様な音楽性はアンダーグラウンドなファンから絶大な支持を仰ぎ、リアルタイム / 即興性などを重視したエレクトロニック・ミュージックの根底から決してブレる事のない姿勢は、大きな注目を集めている。

Kafuka + Toma aka Gate
これまで不定形体ジャンルの音楽性の中で複数のユニットを中心にlive活動を行っていたShinobu Toma。
kafukaとしてギター演奏をプログラミングなどによりリアルタイムに再構築をするliveを行うKazuomi Eshimaの2人からなる、electric musicを主体とした音楽形体を軸に インプロビゼーションの要素を取り入れた電子音響即興ユニット。
今回のARch 2010- KTL Japan tour in Nagoyaイベントにて初ライブを行う。


Ken Furudate (ekran / ex.The Sine Wave Orchestra / ARch)
アーティスト、プログラマー。
1981年生。 神奈川県出身。 2002年、サウンド・アート・プロジェクト The SINE WAVE ORCHESTRAと して、第二回横浜トリエンナーレ('05)をはじめ、国内外、様々な展覧会にて作品を発表。 Prix Ars ElectronicaにてHonorary Mentionを受賞('04)。 2006年より活動の拠点を関西に移し、パフォーミングアーツカンパニーdotsにてテクニカル・ディレクターを担当するほか、様々なアーティストのクリエーションに参加している。 主な作品として、インスタレーション『LIFE-fluid, invisible, inaudible』(坂本龍一/高谷史郎, '07-)、舞台『明るい部屋』(ディレクション:高谷史郎, '08-)、舞台/インスタレーション『Time Lapse Plant』(ディレクション:藤本隆行, '09-)、舞台『This is how you will disappear』(ディレクション:Gise`le Vienne, '10-)、展覧会『CLOUD FOREST』(中谷芙二子/高谷史郎, '10)など。

Akikazu Iwasa (ARch)
トラックメイカー、プログラマー。 幻のテクノ・ミュージシャン。2000年よりARchに参加、以後テクノをベースとしつつ、グリッチィかつクリスピーなキレの良い音とリズム構成による曲に定評がある。2002年にはRichard Devineや~scapeのPoleらと共演。 以降、自身のプログラミングによりシーケンサー「Psilocin」や「KASS PAD」などを楽曲制作のためのツールを制作しリリース。Reaktor5の Instrumentsである16基のサイン波オシレータとそれぞれ独立したVCAエンベロープ、LFOを装備した倍音加算方式のシンセサイザー「ADS16」などを発表。 2008年にはELEGANTDISC DIGITALよりEeLのシングル「keep making fun of me」のリミックスをリリースしている。

vokoi (ARch)
メディア・アーキテクト、映像作家。
電子メディアとコミュニケーションをテーマとした多岐に渡る作品形態でその活動を発表。
2002年Europaen Media Art Festivalを皮切りに欧州5ヶ国を巡る音と映像のLIVEツアーを展開。2003年、レゾナンシス2003にて"CsO"の映像を担当フランス文化庁DICREAM賞を受賞、
翌 年にはドイツ巡回展も開かれた。2004年にはArs Electronicaにて映像のパフォーマンスを行い、2005年には SignalやKomet等と共にMicroScopeSession DVDへ参加、ドイツよりリリース。
アムステルダムでの「ビデオアートの歴史から見たVJ現象展」では映像作品がナム・ジュン・パイクやウッディ・バスルカと共に展示されるなど国際的にも評価されつつある。
映像作家としてはリアルタイム表現をベースに、オーディエンスをも含めた立体的な映像コミュ二ケーション・パフォーマンスを展開。また、企業向けにインタラクティブコンテンツのプロデュース等も行っている。
VJとしてMETAMOORPHOSE 、Taicoclub、Sonar Sound Tokyo等に出演。
その他にもコンテンポラリーダンスの映像や、映画上映上でのリアルタイム映像パフォーマンス、立体視映像によるリアルタイム3Dを実現するなど、映像という領域そのものを拡張しつつある。